愛する勇気.

アドラー心理学と聖書。クリスチャンなりに実践し更新しています。

「コンプレックス」は「消極的な味方」に…

アドラー心理学」の用語を「聖書」の用語に置き換えるコラム

 

アドラー心理学では,「劣等感」そのものは「悪いもの」という捉え方はしません。健全な劣等感は成長するための糧になるからです。問題なのは,「学歴が低いからいい仕事にはつけない」と考えて何も努力しなくなるというような,劣等感を言い訳に使うことによって陥る「劣等コンプレックス」です。また,劣等感を成長する糧にするのではなく,「自慢する」などの安易な方法で劣等感を和らげようとする「優越コンプレックス」も同様です。どちらも根っこは同じであり,どちらも「消極的な味方」です。

聖書のエペソス4章17節から19節には,「あなたがたは今後,異邦人がむなしい心で歩いているように歩いてはならない。彼らの知力は暗くなり,その内なる無知と心の硬化とにより,神のいのちから遠く離れ,自ら無感覚になって,ほしいままにあらゆる不潔な行いをして,放縦に身をゆだねている」とあります。聖書が進める劣等感を克服する方法は,「神との関係を築くこと」です。神を抜きにしてこの問題に取り組もうとすると,劣等感を言い訳に使って逃げたり,優越感を得ることによって対処しようとしてしまいがちになります。しかし,どちらの方法を使っても満たされないので,「放縦に身をゆだねる」という方向に進んでしまう場合がよくあります。

続く4章22節から24節には,「以前の生活に属する,情欲に迷って滅び行く古き人を脱ぎ捨て,心の深みまで新たにされて,真の義と聖とをそなえた神にかたどって造られた新しき人を着るべきである」とあるように,「神に似た者となることを目指し奮闘すること」,これが聖書が示す方向性です。

勇気を出してこの道を歩み続けること,これが聖書的な積極的な味方です。

 

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